玉井太朗が長年夢見てきた原点回帰運動が世界中で巻き起こっている。(下記の「+玉井太朗...」クリック)
人間の本来持っている動物的感覚や、魂を呼び覚まし、自然に同化するための手段としてのスノーサーフィンであり、その為のライフスタイル、文化が多くのハードコアライダーに再び注目され、その守り手であるGENTEMSTICKに世界中が注目している。
5年程前から世界各地で始まった原点回帰運動の中で、玉井太朗が続けてきているスノーサーフスタイル、そしてGENTEMSTICKへ注目が集まっている。特にこの2年程はアメリカの若手映像作家であるニックワゴナーが第2作である映画Signaturesの中で、日本で展開されている我々のスノーサーフィンカルチャーに焦点を合わせた事が大きく影響している。
スノーサーフという本来持つべきスノーボーディングのコアへの忠誠
自然との融合
地形を滑走する楽しさ
深雪だけが全てではないパウダースノー信仰の否定
量より質を求める姿勢。
こういった内容が映画の中でフューチャーされている。
1990年代初頭から始まる第一次ブームにより、プロポーショナルリズムに侵されていく。もともとバインディングなど無かった時代、様々なデザインがテストされていた。その後80年代後半から90年代前半にかけて起きたスノーボードブームの20年間はスノーボードカルチャーにとっての暗黒時代。
混沌の渦の中であった。スキー業界にとってスキー人気に陰りが見えてきたこの時代の救世主としてスノーボードが一気に注目された。
昨日までの邪道な乗り物、ゲレンデの厄介者は一夜にして表舞台にのし上がっていく。だが、その主役はスノーボーダー自身ではなく、スキー業界という得体のしれない怪物であった。
彼らはワールドカップ、オリンピックという餌をライダー達の前にぶら下げ、まさしく手のひらを帰す様にスノーボードはスキー競技の一部だ、等と主張した。そして多くの人々が楽しむためのフィールドであるスキー場も彼らの一部であったのだ。
この時代、一般大衆への認知度は高まったものの、本来の姿が伝わったわけではなかった。そしてボードデザインにも大きな影響を与えた。大衆化を目指すばかりに画一化された規格は量産品を市場にあふれさせ、その様なボードによりライディングそのものも大きく影響を受けた。物事には常に光と影がつきまとうが、スノーボード産業に大きな発展をもたらした代償として、文化という魂を売り払ってしまったのではないだろうか。
この時期にスノーボードを知った人々は、その姿がスノーボードだと教育されたのだ。スノーサーフキッズ達は大人の世界をまざまざと見せつけられた。
だが、我々の魂は簡単に押しつぶせやしない。それは我々がコアの中にじっと身を隠してパウダースノーの降り積もる山の中に存在し続けてきたからだ。
フラットキャンバーやアクセルキャンバーの様な先鋭的ボトムデザイン等に見られるボードデザインの進化や、ライフスタイルへの変化への人々の共感は、メディアと共謀したメーカー達が起こしたスケートスタイルという流行から、自然と対峙するスノーサーフィンへの回帰へと向かっている。
そしてそれはスノーボーディング自体が発展途上であり、成熟していく過程にある事を意味している。
風、太陽、気温、湿度など多くの自然条件と地形を読み解き、シンプルな一本の板を操る事で、斜面というキャンバスに人間のクリエーションを表現する。
GENTEMSTICKはその為のスノーサーファー的生活スタイルを提案していく。
INTRO11-12の原文より
胎動から成熟へ情熱から混迷へと激動のスノーボード界においても、自分達のスタンスと追求すべき世界観をしっかりと見極めていた一握りの人間達もまた雪山を滑っていた訳でスノーボードが滑り始められた時からの純粋な精神を忘れずに、雪の中で最高の時間と感覚を一部の仲間たちと分かち合い研ぎ澄ましながら更なるステージに向かって力を蓄えていた最右翼が玉井太朗氏が主宰するGENTEMSTICKの仲間達なのではと自分的には思っている。
そして雪の中に戻ってみた、、ショップの人間ではなく今度は一人のスノーサーファーとして、、、雪の上でサーフィンがしてみたいという極めて純粋なサーファーとしての感性の中から生まれたスノーサーフボードはスキーの技術によって開発された滑走技術やスケートボードの影響により開発された競技の呪縛から放たれてスノーサーファー然とした滑走スタイル、技術、精神的有り様を今一度この遊びのはじまりに戻って追求して行きたいと思っています。
スノーサーファーは滑走の仕方、ボードのメンテナンス、山におけるアプローチ、ボードに対する理解と解釈、等すべてにおいてもう一度考察すべき事柄があると思っています。
ショップを海の傍に構え、GENTEMSTICKに特化したスノーサーフクラブとしての活動は、これからの僕の考えるスノーボード世界に共鳴してくれる仲間達との集える場所として活用していけたらと期待しています。
僕達のスノーボードの活動の全てはスノーサーフィンを追求するが為に有るのです、これからのスノーボードの未来が明るくなり、幾つになっても楽しく滑り続けていられることを心から願っています…。
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