波はない、ひざ下、それでも本日休日、海に向かうも波は悲惨
波待ちというか立ったまま沖を眺める修行
ふと考えたサーフィンを始めてから一体どれくらいの時間波を待ったのだろう
陸でうねりの到着を待つのとは、話が違う、海に入って沖を眺めてうねりに
目を凝らす作業のことだ、波に乗っている時間はいいとこ5秒
睨んでる時間は軽く2〜3分だろう、圧倒的に効率が悪く報われない行為なのだ
それでも沖を眺め続けるこの苦行にも似た行為の繰り返しがサーファーの
精神を形成しているのだろう
ある時は沖に出た途端に波にありつけて、しかもロングライド気持ちの中では
1分は乗ったでしょう、、、本当はいいとこ20秒だから、、、
だがそんな日にサーファーは苦行から解放されて祝福される、人も少なく
乗りたい波に乗り放題、至福の時を味わう、しかし苦行を経たサーファーは
こんなにうまくことが運ぶわけがない、いつまでも続くわけわない
と経験則で学んでいる、だからサーファーは慎重だし闇雲に大波に向かったりはしない
話がずれた、ともかく波待ちの時間は途方もなく長く、波に乗っている時間は短い
というお話だったのだが、波がない日に無理やり海に入って乗れる波よ来いと
沖を睨んでいた自分の姿があまりにも滑稽でつくづくサーファーという生き物は
救い難く素晴らしいなと思った8月の始まりあたりの日だったということ
週末にはうねりが届くらしいが、届いてから騒ぎましょうね、今年は本当に
変な気候だ、早くしないと夏が終わっちまうよ Peace