昔話などを少しだけ、、、
もう14〜15年前の話になるのですが、凄く暑い夏だったと思います
新しい世紀を嫌う様に天国に行かれた、先輩が二人、、、
このお二人からは色々な事を教わりました、湘南はチープシックな事
過剰な野望は野暮な事、身の丈で楽しむ人生など、もちろん不良な事も
盛りだくさん、本当に楽しい薔薇とワインの日々でした、、、
そんなもう一人の先輩、あまり面識は無かったのですが、その一挙一投足に
とても影響を受けましたどうしたらあんなカッコいい
大人なサーファーに成れるのだろう?
そればかり考えて雑誌を読みふけり、ビーチでその立ち振る舞いを記憶しました
曰くラッシュガードはランジェリーみたいで気持ち悪いから着ない、だったら
トランクスだけ、、曰くストールはイナカ、フェードして合わせるもの、、、
それこそ書ききれないほどの、名文句が有ります
全てが正しい訳でもないと思うし、今の時代とどうよ、、とも思いますが
格好良さを求める事を追求して、何がださくて何がいけてるのかを
鋭く風刺していたと思います、僕の記憶の中ではサーフシーンにヨーロッパを
持って来たのもかなり早かったと思うし今で言うサーフ的で無いファッションなども
先を走っていたと思っています、今のシーンの中でそういった事を感じさせる
人が少なくなっている気がするのは僕だけではないと思います
サーファーがサーフィンをしない人、サーフィンを知らない人たちにカッコいいと
思ってもらえる様な、生活、活動、趣味を持って生きているサーファーもいる事を
理解してもらえたら最高だと思っています
感性の鋭さ、知的レベルを高く保つための努力をおしまない事
教養を高める事が当たり前である事、自分を研ぎすます事を続ける事
フィジカルのレベルを落とさない努力を続ける事、そして何より
自然に対して敏感である事、大気の動き海のささやきを感じられる人で
有る事、それが僕が思う格好良いサーファーだと思うのです
良き先輩達の下に良きサーファーは育ちます、後輩はその陰を追うのです
怠けそうになった時に自分を戒めて、心をひきしめて海に向かう様にしています
一人前のサーファーになる為の努力は生涯続くのだと思っています
でもね、自分がそうだなんて思ってませんよ誤解しないでね、サーフィンは
普通にしか出来ませんが、気持ちだけはと言う事です keep Surfing ! Peace!!!!!