いやフィンの枚数のお話、サーフィンの歴史が始まってからと言うもの
フィン無しから始まって1枚から僕は見た事も無いが7枚とかまで有るらしい
確かオーストラリアだったか西海岸だったかの教授クラスのレジェンド曰く
フィンがサーフィンから自由を奪い大衆の遊びにしてしまったとか言っていた
気がするが、まったくもって大衆で簡単大好きな僕はフィンなんて有る方が
良いに決まってるじゃんと心で思いつつ、ミーハー心満タンでスポンジフィンレス
に乗ってみたりもする節操のなさ、笑われますね
で近頃は4枚がお気に入りQUADとか言うらしいが、ツイン全盛の時代のちょっと
後にはツインザーなんてのも有ったこれも4枚だが前のフィンのが小さかった
記憶が有る、この4枚フィン、センターからフィンを無くしたのでなにしろ
抵抗が無い、軽くスピードが出て、回転性も申し分無し、僕の様な一般サーファー
には便利この上ない乗り心地で調子宜しい
久々に台風からのうねりがここ鵠沼にもヒット、たまに来る頭位の波は足後耐え
も充分でおっさんにもやる気が出過ぎて、トライフィンのショートボード
と言っても6’4”を持ち出して、気分はすっかり現役調子でパドルに
不安を覚えつつ、何とか沖にラインナップすれば高校時代から顔見知りの
ヘビーローカルに見つかり、セミガンは要らないでしょうと言われる始末
いやファンボードだからさと言い訳してテイクオフ出来た事に安心した顔
がばれない様に終止余裕を見せていたが、波待ちでカレントにひっくり
かえされそうになった時には顔が赤くなったのは誰にも見られなかった
ことにしておこう、3本フィン良いね!バックフィンを引きずる感じが
なんともいえぬ安定感につながり、その走りとバーチカルに対する強さは
まん丸い板になれきっていた自分にサーフボードが何なのかを気が付かせて
くれた、その一方で現代のサーフィンの基礎技術が全て要求されるので
自分の下手さ加減が解りすぎて、残酷な道具だなとも思った
たまの休みに楽しく幸せにすごせるサーフボードとして各メーカーが
ミニファットボードをラインナップする理由はこの辺にあるのだね
個人的には2枚が好きだが、便利は4枚、でも3枚が本物っぽい
板の厚みと長さとフィンの数はサーファー永遠の課題だが、とどのつまり
好きな板を好きな時に乗れば良いということが真理なのは先人達が
証明している、どこまでいってもサーフィンは自己満足の遊びだからね
いつかは長い尖った板に乗れる様になりたいね! 良い波だった! Peace!!!!!