波に乗る意味

日常の生活を営んでいれば日々仕事に追われているはずだ

すなわち、営利を目的として、自分の人生の時間を費やしている

当たり前の事だが、仕事をすることは当然の事として育てられたわけだ

或る時遊びを覚える、これ程楽しく甘い時間を過ごさせてくれる物を

生涯永遠に続けて行きたいと思うのはけして間違いではない

ただ、それは遊びであって生産性の無い物だと言う事は理解して

於かなければならない、サーフィンで生活する事は結論から言えば

どんなトッププロでもそれがケリーであっても、サーフィンを利益に

換算することは出来ない、もしそう見えるのであれば、それは第三者の

主観で評価されたものに対する資本の力の結果だと思う

純粋なサーフィンは精神の遊びであって滑り台を滑る子供と同じだ

滑り台は利益を生まない、だが純粋な喜びを感じられる

これがサーフィンの根っこだと思う、この崇高で純粋な喜びに

見返りを求める事はしないだろうそれこそがサーフィンに殉じた者の

生き方だ、だからこそサーフィンと言う物が意味を持って来るのだ

見返りを求めない事、波に乗る事の意味を求めない事こそ、サーフィンが

他のスポーツと決定的に違う物として存在する理由なのではないか?

政治や世相、イデオロギーや利潤などに侵されず只楽しみだけのための

サーフィンを探して行きたい、身体の続く限りパドルを続け波を捕える

刹那を追求し波に乗る、これこそが僕のサーフィンの考え方だ

サーフィンに対して求めては行けない、与え続けるのだ、それが

サーフィンの世界観だから、意味や見返りなど最初から無いのだ

もし有るとすれば、精神の高まりを感じられる事位だろうか?

上手い下手、大きい小さいでは無い、パドルを続け波に乗るのだ

そして何を感じるかが大切だ、サーフィンの一番大切で重要な所

だと思うがいかがであろうか?   Peace!!!

 

冬の秘密兵器、、

いきなりやって来ましたね!冬!確か?一月位前は晴れるとトランクス

もチラホラ見かけた気もするのですが、湘南の冬は毎年一気に突然やってきます

裸足で歩く歩道の冷たさも、日増しに冷たくなり、朝などは結構来てますよ!

まあそれでも水は真冬に比べれば、全然暖かいですが、これもこの何日かの

冷たい西風で冷やされ、河の水は一足お先に冬の水温です

僕の冬支度といえば、ドライスーツにフードとグローブですが、今年は

ライトフードが出るらしいので、ドライになる前に被ろうと思ってます

僕は頭が冷えるのがとても嫌いなので、すぐにフードやキャップを被ります

一度被ると止められませんよ、是非御試し下さい

でもあの異様な格好にいまいち抵抗が有る方も多いでしょう、特に女の子

はフード被るのは勇気が要りますよね、そんな方々の為に開発された新兵器が

このマルチウォーマーです、首回りに巻いても良いし耳当てにもなります

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これがマルチウォーマーです

まあ今までも他メーカーでネックウォーマー

として発売されていましたが

DOVEのこだわりはそのサイジングです

首に付けてみると、きつすぎず緩すぎず

なかなかの優れものです

 

 

IMG_1956実際に海で使ってみましたが

首回りに圧力がかかっても、水の浸入を

軽減してくれます、ネックインでも

ノンジップでもドライでも首回りの

治まりがしっくり来て、暖かく水の浸入を

減らしてくれます

 

 

なんで今まで使わなかったのかなと思う位調子が良かったですね!

プライスは¥3500税別です、この値段でこの性能、是非一度御試し下さい

風が強くて冷たい日などは特に威力を発揮すると思います!

この冷たい凍えるオンショアがオフに変わるのは何時でしょうか?

日々トレーニングですね、寒さに負けず頑張りましょう! Peace!!

 

手の重りとワニ、、?

洋を渡るうねりの鼓動を感じ波の波動と調和することがサーフィン

とグルは申しておりますが、凡人の私達には調和どころかしがみついているのが

精一杯の体たらく、なんとか格好着かない物かと考えたすえに、出た一つが

手は重り、、、まっ軸をどうにか安定したいと錯誤したあげくの結論がこれ

サーフィンに於いては非常に需要だと思います、この考え方で全てのターンと

軸の傾きを作れます、これとレールの揚力を連動させれば、貴方もケリーか

チューダーかです、立ち上がって横に滑った所で皆様満足しちゃいます

カットバックすると貴方の実力が見えて来て、板を止められる様になると

一段レベルが上がります、前傾姿勢でかっ飛ばしてるうちは素人ですね

前には歩けても下がれない人はもの凄く多いですね、ノーズに行ったままで

ショアブレイクまで行っちゃうのは、僕的にはノーズライディングとは思ってません

同じ理由でテールに乗れないのもいただけませんね、本当に上手い人はカールから

離れません、もちろん僕も出来ません出来たらプロです、どんなに小さい波でも

大きい波でも同じ様にカールから離れません、ロングボードでこれを出来る人は

僕は湘南で10人位しか知りませんね、それぐらい難しいです

ワニでしたね、ワニが歩く姿勢を板の上でやって見て下さい、きっと解ってもらえる

と思います、最初はなんて説明しようかと思ってましたが、あまりにもピタリ

なのでワニと呼びました、これも波を滑るにはとても大切です

足は開いちゃダメですよ!詳しい使用方法は私のレッスンまでよろしくお願いします

目から鱗を3枚ほど直ぐにはがして差し上げましょう、、笑

これから寒い季節になりますが、平日の寒い小さい波の日ほど練習になります

来春に笑う為にサーフィントレーニングを続けましょう!

湘南の上手いサーファーはパドルを3日休む事は有りません、それは無理でも

週に一度はパドルしましょうね!!   Peace!!

雨の紅葉そして仕事

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毎年御邪魔する長安寺今年は雨でした

でも赤が鮮やかで綺麗ですね

 

 

 

 

 

 

IMG_1922紅葉を喜んでる様に見えます

 

 

 

 

 

 

 

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金時山登山口は日が射してました

 

 

 

 

 

 

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この角度からが色が映えていいと思います

いつも下からなので、赤色が綺麗に映えないの

ですね

 

 

 

 

 

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で今日からはチューンナップです

急に雪が降り出したので、急いで仕上げます

土が冷えたので、雪が着くのも早そうですね

今年はエッジを全て手仕上げで加工しています

やっぱりハンドシェイプが一番です

仕上がりが一本一本細かく確認出来るので

自信を持って納品出来ます

ワックスもすべてKASI WAXで仕上げています、グラファイトソールの黒さが違うと

思いますが、いかがでしょうか?写真はワックスを乗せていない状態です

仕上がりはもっと深みの有る黒に仕上がるのです、滑りますよ〜〜

根雪になるのが楽しみですね    Peace!

 

貴方の音楽は何ですか?

サーフィンに行く時あるいはスノーボードで山に向かう時、貴方はどんな音楽を

聞いて、フィールドに向かいますか?

僕はロックやクラシック、イージーリスニングなど雑多ですが、何かしら

音楽と共に現地に向かいます

歌謡曲は聞く事はありますが、頭に流れてしまうと気が散って良く無い感じ

演歌に至っては頭の中でリフレインされると滑りまで演歌調になってがにまたで

ボトムでエンストしそうなので、これは絶対ない

チューブやサザンでは酒は飲めても、波にはまともに乗れないと言うか

波に対して不謹慎な気がして、どうもな〜〜と言う感じがしてしまうのです

とは言いながらも、結局は好きな物を聞けば言い訳で、気分をどこに持って行けるか

が問題なわけだ、アコースティックギター調の今時サーフミュージックも

悪く無いが肉食べないから力が出無い感じだし

トランス系クラブ物は乗りこそ良いが違う意味で気がちって、滑りに集中出来ない

個人的には台風などの大きなうねりはクラシックピアノがしっくり来ると

思っているが、普段のサーフィンは絶対にロック系が良い、ストーンズは最強で

これさえ有れば的な僕のお気に入り、その他にも70年代には素晴らしい作品が

ごっちゃり有るが、千葉は和田浦の親分のようにアーティストの個人名から

その系譜そして曲名まで克明に記憶なさってる上に、そのライブラリーはレコード

と言うアナログの頂点を極めた物を膨大な物量でストックされていると噂されている

方の様な世界とは僕の場合は全く違い、その時の気分で名前も解らずに

聞いている様な乗りなのだ、それでもやはり滑り物と音楽は切っても切れない間柄

なわけ、今朝の波は昨日までのオンショアがシェイプされた風波とフィリピンを

襲った歴史的大きさの台風の遠いうねりがミックスしてビーチは良い形の波が

混じったダンパーだこんな日はショートボードのトライフィンに曲はエモーショナル

レスキューで乗りを保ちつつ、腰の痛みと戦うのだ、、、Peace♪♪♪〜〜〜♪

 

ジェリーさんの教え、、

僕のサーフィンは勝手に師と呼んでいるが、尊師ジェリーロペスの生き方

と物事に対する取り組む姿勢を自分なりに理解して取り組んできたつもりだ

それはトレーニングから考え方まで出来そうな事は全て自分でやってみて

出来る事だけ続けている、もちろんグルのようにサーフィンとヨガを

高次元で融合して、波に乗る事を精神世界まで追求する事など僕ごときに

出来るはずも無く、その言葉や文章の中にある一説を自分的に解釈して

実践しているつもりだ、サーフィンは自分のエゴと快楽の追求が目的の遊びだ

只の水遊びで、暇つぶしでもある、偽りなくそう言う気持ちで海に向かっている

その一方で波に向かうときの心構えはグルの言葉を思い出す様にしている

曰くサーフィンの恩恵を受けるには、あらゆる雑念を取り除き

心をオープンにしておくこと

曰くサーフィンの本質は海と1つになることであり、1つになることで得られる

広く深い理解と意識にある、海と一体化するということは自分の本質から離れない

ということでもある

この言葉を常に忘れない様に海に向かうときは謙虚である事を第一にサーフィンを

行っている、サーフィンを覚えて行く道のりはとても近く見えてとても遠く終わりは

見えない、まさに道である、今サーフィンを習得中の僕も含めての全てのサーフィン

の子供達にジェリーのもう一つの言葉を書いておこう

習得するプレッシャーは大体において個人的な物であり、どれだけ進歩するかは

全くその人次第である、レッスンはシンプルであり楽しい、その行為のうちに

存在する深い意味は、最初に経験する混乱や誤解がタマネギの皮のように

一枚一枚綺麗にそがれて行くに連れて明白になっていき、サーフセッションのたびに

甘くとろける素晴らしい智慧がベールをはいで姿を現す、大切なのは

それを受け取れる様にしておくことだ、、、

まだまだ理解も習得も遠い彼方ですが少しづつでも近づきたいと願って

サーフィンに行き詰まった時必ず思い出す様にしています   Peace…..

 

many classic moments

今日FBを覗いていたら、信じられない記事が書かれていた

ハワイのレジェンドサーファー グレゴリー バテンス カルヒオカラニさんが

天国に召されたと言う記事だった、病気と闘っているという話は聞いていたが

こんなに早く訃報を聞くとは思ってもいなかった

バテンスと言えば僕たちフリーライド世代サーファーのヒーローだった

僕が駆け出しのサーファーで出入りの店でアルバイトのまねごとをさせてもらって

いた頃に映画館で見たか?何とかホールで見たかは定かではないが

many classic momentsというサーフィンフィルムを見た記憶が有る

その中に出て来たバテンスさんを見たのが最初だったと思うが、雑誌で見たのが

早かった様な気もする、ハワイが世界のサーフィンの中心だった時代

とにかくその特徴有るカーリーヘア、スタイリッシュなサーフィンと多分

サーフラインの頃のアイパシェイプだと思うそのスティンガースワロー

シングルフィンはとても強いイメージを僕たちに残したのを覚えている

或る冬の西風が強い夕方、大磯海岸の波の形が整って来たのを見てサーフィンを

していた僕は日が暮れて寒さが厳しくなってきたので、海から上がって

駐車場に向かって歩き出していた、その時、ベストにトランクスの真っ黒な

サーファーがシャワーはどこだ?と聞いて来たので、僕はここにはシャワーは無い

そこのトイレの水だけだと答えたその相手が、バテンスだった、僕がフルースーツ

なのに、相手はベストにトランクスだったからとても印象に残っている

たったそれだけのやり取りだったが、日本で外人サーファーを見る事がまれだった

この時代にフィルムの中のヒーローが立っていたのだから、驚いたのは

言うまでもないと思う

沢山のヒーローが天国に召されて行く、仕方の無い事だがとても悲しいことだ

僕にとってのメニークラシックモーメンツがまさにその時だったのを思い出した

BUTTONSさんの冥福を心から御祈り致します  R.I.P  ALOHA

雪を滑る

雪の季節がやってくる、もうすぐ大きく深呼吸すると鼻の奥がつんとする

冬の匂いの季節がやってくる、雪を滑ろうと思った

毎年やっている事だがなぜか今年はそこに行って滑るのだと強い思いが湧いて来た

夏が暑かったからか?理由などどうでもいいとにかく滑りたいと思ったのだ

今日はお客さんの新しい板に魂を入れた、エッジを磨き、ワックスを染み込ませた

板は雪の中に飛び込みたくて仕方が無い様に見える、それが自分にも伝わって

来たのかもしれない

先週の日曜日に台風のうねりが儚く消えて行った、それが合図であったように

ホームビーチのサンドバンクは形を崩し、夏の終わりを告げた

春まで時間はたっぷりと有る、冬を楽しむには雪を滑り雪景色を楽しむことだ

去年から使い出した、この金属ブラシがすこぶる具合良い、板の滑走面の調子が

出無い時、KASIの4番とこのブラシで整えると嘘の様に肌理が戻る事が多い

僕にブラシの重要性を再度確認させた逸品だと思う

みなさんもワックスとブラシを使い分ける事で、仕上がりが格段に良くなり

滑りが変わる事実を体験して見てはいかがだろう?    Peace……….~

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脱走

伊豆に遊びに行って来ました、めったに湘南を離れない僕だけど、温泉と魚ですね

今回の目的は、、、波は期待してないから、有っただけで驚き、夕方の白浜は

好きな感じのバンクが有ってちょこっとクルーズ、3本で充分でした

前の週に疲れてたしね、集まった皆のサーフィン眺めてるだけで満足

そこにね気分を持ってくのが好きなんだよね

砂浜プラプラ、、ゴミが結構多い、砂が白くて綺麗なのにもったいないよね

オヤジ達は行きから、波より飯って事は無くて、吉浜はなんだか地形が有って

今年は当たり年じゃないか?と思いながら、スポンジボードでピースサーフ

空気読めないロングな方々は社会人でしょうにあなた仕事は大丈夫ですか?

くだらない事考えながら、何本か乗らせて頂きました、有り難う御座います

吉浜は湘南サーファーの春秋の困ったときの聖地です、お世話になります

ゴミの一つも拾って帰りましょうね!

で昼は近頃評判のアジフライでやっつけられて、吉佐美あたりの綺麗な浜辺に

到着、夜の宴は静かに過ぎて行き、健全すぎて面白く無いぐらい食べ過ぎで

不健康なぐらい飲み過ぎて、宴は夜中まで続きましたとさ、、

翌朝一日に2ラウンドは中々無いが今日ばかりは皆様決めていましたね

店から脱走して、喰うは飲むは波乗るはであっという間に帰って来ました

たまには良いかな?こういうのも、、、動かないから動く楽しさが解る

プチトリップの良さはサーファーだったらなお解るといった所でしょうか?

またやりましょう!次は貴方が誘われる番ですよ〜〜笑   Peace!!!!

 

 

冬が近い

毎年書いている事だが、風が東から西に変わり出す頃、冬が到来する

この風の変わり目は大概、台風の通過と共にやってくる

大きな低気圧が通過して弱いながらも冬型の気圧配置になる

こうなれば冬はもうすぐそこだ、山に降り積もる真っ新な雪を心待ちにしていた

スノーサーファーは道具やスケジュールの調整を始め出す、妄想の世界で

雪を滑り出すとあっという間に時間が過ぎ去る、ワックスを溶かし板に伸ばしながら

去年の雪の感触を思い出し、今シーズンの滑りに思いを馳せるのだ

北のうねり、、、この言葉が好きだ、夏の華やかな南うねりはパーティーと人ごみの

夏祭りだこの季節も最高に楽しい、北うねりは修行の季節、鍛錬の海だ

昔のサーフィン映画に出て来た言葉、たしか?一人で乗る北のうねりと言う言葉が

有った、凍えた砂を踏みながら海にパドルアウトする、刺さる様な澄み切った空気の

冬の朝、朝日に目が開けられない、そう言う時のサーフィンは一人が良い

自己と向き合い自然の波動を身体中に染み込ませ共鳴させる、波と自分だけの

世界で精神をクリヤーにして解放することだ、その時、雪も波も同じ位相にある

遊びだと感じる、粉雪の斜面に一人、腰まで埋まり、おびえる心と戦いながら

山の声を聞く事それもスノーボードの一つの側面だが日だまりの中でバンクを

楽しむピースな時間も大好きだ、全ては陰と陽、表と裏の移り変わりなのだろう

その変わり目に戸惑いながら、冬に向かう季節を楽しみたい Peace!!!